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帯状疱疹ワクチン
※50歳以上の女性に推奨

50歳以上の女性に推奨される、痛みと後遺症を防ぐ予防接種

帯状疱疹とは

帯状疱疹は、子どもの頃にかかった水ぼうそうのウイルス(HZV)が、体の中に潜んだまま残り、加齢や免疫力の低下によって再び活動を始めることで起こる病気です。

神経に沿ってピリピリとした痛みと水ぶくれが現れるのが特徴で、皮膚だけでなく神経にも強い刺激を与えます。

高齢の方が発症すると重症化しやすく、治った後も「帯状疱疹後神経痛」と呼ばれる強い痛みが長く続くことがあります。

特に女性ではこの後遺症が強く出る傾向があり、50歳以上の方には男女問わず、予防のためのワクチン接種が推奨されています。

当院で使用するワクチン

当院では、組換え帯状疱疹ワクチン「シングリックス」を使用しています。

従来の弱毒性生ワクチン(水痘ワクチン)とは異なり、免疫抑制状態の方にも安全に使用でき、予防効果が非常に高いことが特徴です。

  • 予防効果:約90%以上
  • 効果持続:約10年以上
  • 接種回数:2回(2〜6か月間隔)
  • 費用:1回22,000円(税込)×2回=44,000円(税込)
  • ワクチン接種のみで受診された場合は、別途 ・初診料:2,200円(税込) ・再診料:1,100円(税込) がかかります

認知症予防の可能性

近年の研究では、帯状疱疹ワクチンが認知症のリスクを低下させる可能性があることが報告されています。 2025年に科学誌『Nature』で発表された大規模研究では、 ワクチン接種により認知症の発症リスクが約20%低下し、 特に女性では5.6%ポイントの低下が認められたとされています1。

これは、帯状疱疹による神経炎症が脳に影響を与えることを防ぐためと考えられており、 「痛みの予防」だけでなく「脳の健康維持」にもつながる可能性があると注目されています。

接種について

  • 完全予約制です
  • ワクチンは事前に取り寄せるため、余裕をもってご予約ください
  • ご夫婦やパートナーと一緒に接種される方も増えています

※助成制度は利用できる可能性があります。詳細は受付または自治体へご確認ください

よくあるご質問

Q. シングリックスと乾燥弱毒生水痘ワクチン『ビケン』(生ワクチン)はどう違いますか?

シングリックスは組換えワクチンで、免疫力が低下している方にも安全に使用でき、予防効果は約90%以上・持続期間は10年以上とされています。 一方、乾燥弱毒生水痘ワクチン『ビケン』(生ワクチン)は免疫力が正常な方に限られ、予防効果は約50〜70%・持続期間は約5年です。 より高い予防効果と安全性を求める方には、シングリックスが推奨されます。

Q. 副反応はありますか? シングリックスでは、接種部位の痛み・発熱・倦怠感などの一時的な副反応が出ることがあります。 通常は数日で改善しますが、心配な方は事前に医師へご相談ください。

Q. 助成制度は使えますか? 市町村によっては、帯状疱疹ワクチンの助成制度がある場合があります。 当院でも、利用できる可能性がありますので、詳細は受付または自治体へご確認ください。

Q. 夫婦で一緒に接種できますか? はい、ご夫婦・パートナーでの同時接種も可能です。 同じタイミングで予防することで、家庭内での安心感も高まります。

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