B型肝炎ワクチン
妊娠前に確認したい、肝炎ウイルスの感染予防と将来の健康を守るワクチン
B型肝炎とは
B型肝炎は、B型肝炎ウイルス(HBV)が血液や体液を介して感染し、肝臓に炎症を起こす病気です。
感染後は「急性肝炎」または「慢性肝炎」に進行する可能性があり、放置すると肝硬変や肝がんに至ることもあります。
妊娠中の感染リスク
妊娠中にB型肝炎に感染すると、母子感染のリスクや妊娠経過への影響が懸念されます。
また、パートナーがキャリアの場合、家庭内感染の可能性もあるため、妊娠前の抗体確認と予防接種が重要です。
抗体検査について
B型肝炎にかかったことがあるか不明な方は、抗体検査によって免疫の有無を確認することができます。
検査は血液検査で行い、結果に応じてワクチン接種をご案内いたします。
B型肝炎ワクチンについて
当院では、組換え沈降B型肝炎ワクチン(酵母由来)を使用しています。
このワクチンは、世界的に安全性が高く、長期にわたる免疫獲得が可能とされています1。
当院での接種対象
- 妊娠を希望される女性で、B型肝炎抗体がない方
- そのパートナーや同居の成人男性で、抗体がない方
- 医療従事者や感染リスクの高い環境にいる方
接種スケジュールと効果
接種回数:3回(初回・1か月後・6か月後)
予防効果: 40歳未満では約95%が抗体獲得 、免疫は20年以上持続する可能性あり
迅速接種:必要に応じて短期間での接種スケジュールも対応可能
接種後の注意点
- 接種部位の腫れ・発熱・倦怠感などの副反応が出ることがあります(通常は軽度)
- 極めてまれにアナフィラキシーなどの重い反応が報告されています
- 接種後に気になる症状がある場合は、すぐに医師へご相談ください
接種の予約と費用
接種は完全予約制です。 以下の方法でご予約いただけます:
- 対面予約
- Web予約システム
- お電話でのご予約
※ワクチンは事前取り寄せのため、余裕をもってご相談ください。
接種費用(税込)
B型肝炎ワクチン:1回 6,600円 × 3回=19,800円
※ワクチン接種のみで受診された場合は、別途 初診料:2,200円/再診料:1,100円 がかかります。
よくあるご質問(FAQ)
Q1. B型肝炎ワクチンは大人でも接種できますか?
はい、抗体がない成人の方には任意接種が推奨されています。特に妊娠希望の方やそのパートナーは、抗体検査のうえ接種をご案内しています。
Q2. 接種後に気をつけることはありますか?
副反応は軽度で一時的なものが多いですが、接種後に体調の変化があればすぐに医師へご相談ください。
Q3. 他のワクチンと同時に接種できますか?
不活化ワクチンのため、他のワクチンとの同時接種も可能です。接種スケジュールは医師とご相談ください。
